子供の頃のアニメ映画は別として、少し大きくなって、友達と一緒に見に行った映画は、ライアンオニール主演の「ある愛の詩」でした。
私は本格的な映画を映画館で見たのはそのときが初めてで、映画を見ていると、すっかり物語の中に引きずり込まれて、涙が自然とあふれて来て、泣いてしまいました。
私は人前で泣くことが嫌いでしたので、かなり我慢していたのですが、もう、本当にどうしようもなく悲しくて、思わず泣いてしまったのでした。
それ以来、泣きそうな映画は映画館で見ないようにしています。泣かないようにするのがとても大変なので、泣かないようにすることに気持ちが集中してしまって、映画を心から楽しめないのです。
それで、映画館で見る映画は娯楽映画に限っています。
私が最初に見た映画「ある愛の詩」はニューヨークが舞台になっていて、その後、自分が実際にその町に住むことになるとは思っていなかったときのことでした。
映画の中に気持ちが入り込んで、ヘンリーマンシーニの音楽と一緒に、最後のシーンがとても印象的で、私は一目もはばからず、号泣したのでした。とっても恥ずかしかったのですが、映画に関して免疫がなかったので、号泣してしまったのです。

